陶炎祭Blog

陶炎祭ポスター
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 お知らせ

今年は笠間焼誕生250年!久野陶園クラウドファンディングも実施中です

2020年にお隣の益子とともに「きょうだい産地かさましこ」として日本遺産の認定を受けた笠間焼。江戸時代中期より、域内で採れる良質な陶土をもとに、甕やすり鉢などの生活必需品を生産する産地として、多くの窯元がその技術を脈々と受け継いでまいりました。
今年2022年は、その笠間焼の発祥の地とされる「久野陶園」が開窯した1772年から数えて250年の節目の年にあたります。
笠間市箱田の広大な敷地内にある登り窯が日本遺産の構成文化財として認定を受けるなど、笠間焼にとって重要なモニュメントでもある久野陶園。この歴史財産を永く保存してゆくため、有志の皆さんが協力してクラウドファンディングを利用した再生プロジェクトを実施しています。
屋根の修復や倉庫のリノベーションの後は、イベントスペース、ギャラリーなどとして活用されるとのこと。歴史ある空間を残しながらもこれまで以上に魅力ある場所へと生まれ変わる、とても笠間らしい取り組みで今後の展開も楽しみですね。
クラウドファンディング募集は3月31日まで。ひまつり作家も返礼品などで参加していますので、サイトにてご覧ください。
『250年の歴史「笠間焼発祥の地・久野陶園」を残したい!』
【笠間焼誕生250年祭】
ひまつりを主催する笠間焼協同組合では、地元笠間市などとともに「笠間焼誕生250年祭実行委員会」を立ち上げ、記念事業や行事などを推進しています。また陶炎祭では記念企画「特別展 笠間長石」や「kasama pottersイギリス陶芸コラボレーション企画」の展示など予定しています。
ひまつり会場にて歴史と伝統の雰囲気をお楽しみください。
画像提供:久野陶園をやっていく会