【笠間焼誕生250年記念】 『特別展 笠間長石 -稲田石から産まれた新しい笠間焼-』
地元笠間市は稲田地区より産出する「稲田御影石」は、その高い品質により日本各地の建築物、敷石などに採用されてきました。有名なところでは東京駅の石畳や最高裁判所の建物などに使われていて、教科書などでもおなじみの代表的な石材です。
この稲田石をもとに、笠間陶芸大学校と笠間焼協同組合が共同で陶芸原料「笠間長石」(かさまちょうせき)を開発、笠間焼作家12名も試験焼成やサンプル制作などで協力しました。
※「長石」はうわぐすりの配合の基礎剤として広く使用されるものです。
笠間焼誕生250年にあたる2022年、この記念すべき年にふさわしい新しい原料をもとに、陶炎祭に出展する作り手の皆さんに思い思いの作品を制作していただきました。
これらの作品『笠間長石シリーズ』を一堂に展示するとともに、陶芸大学校のご協力のもと、原料の研究開発過程なども併せてご紹介、“土と石と炎が作り出す”陶芸の不思議な魅力の秘密に触れていただけることと思います。
陶炎祭へご来場の際はぜひ、ひまつり企画ブースへもお立ち寄りくださいませ。
同時開催:『ぐい吞み1000個展 -笠間焼と笠間の地酒でカンパイ!-』